4月22日から24日まで江山会日本画展 風景画や花鳥画など約50点が展示

 2022年で61回目を迎える「江山会(こうざんかい)日本画展」が、4月22日(金)から24日(日)の午前9時から午後5時(最終日は4時)まで、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。入場無料。

 「江山会(こうざんかい)」は現在、60代から80代の会員10人が在籍している日本画同好会。日本画の会としては山口県内で最も歴史が古いとされ、「最後の文人画家」とも評された松林桂月の系譜を継ぐ日本画家・金重菱江(1895~1967)を師として、1954年に結成された。

 今は、指導者の下で一つの流派を形成するという在り方ではなく、岩絵の具と和紙を使う以外の制約は設けず、会員が月に2回の勉強会を通じて互いに技法を高め合いながら、自由に創作活動を楽しんでいる。

当日、会場には彼らが1年間かけて描き上げた作品約50点が展示される。問い合わせは、同会事務局の竹本高義さん(TEL083-929-3630)へ。

▲森吉皐月さんによる「シャクヤクの花」

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