レイズとの接戦制しカブス2連勝 鈴木誠也は初の4番でマルチ安打

【レイズ2-4カブス】@リグリー・フィールド

カブスは2対2の同点で迎えた7回裏にイアン・ハップのタイムリーで勝ち越しに成功。8回裏にはフランク・シュウィンデルが2号ソロを放ち、レイズとの3連戦の初戦を制して2連勝となった。カブス2番手のキーガン・トンプソンが3回2/3を1安打無失点に抑える好リリーフを見せ、今季2勝目(0敗)、3番手のデービッド・ロバートソンは今季4セーブ目をマーク。カブス2番手のジェイソン・アダムに今季初黒星(0勝)が記録された。

2回裏にパトリック・ウィズダムの1号2ランで先制したカブスは、先発のカイル・ヘンドリックスがピリッとせず、4回表に崔志萬(チェ・ジマン)、5回表にはジョシュ・ロウにタイムリーを浴び、同点に追いつかれた。しかし、トンプソンが好リリーフを見せ、7回裏二死1・2塁からハップが勝ち越しタイムリー。さらに8回裏にはシュウィンデルが貴重な追加点となる2号ソロを放ち、4対2でレイズとの接戦を制した。

開幕2週目の週間MVPに選ばれたカブスの鈴木誠也は自身初となる「4番・ライト」でスタメン出場。2回裏の第1打席は遊撃テイラー・ウォールズの悪送球で出塁し、4回裏の第2打席ではレフトへのヒットを放ったものの、二塁を狙って走塁死。7回裏の先頭打者として迎えた第3打席は死球、8回裏の第4打席はライトへのヒットを放ち、3打数2安打で全打席出塁という活躍を見せた。開幕からの連続試合出塁は10に伸び、今季の打撃成績は打率.429、OPS1.493となっている。

© MLB Advanced Media, LP.