広島土砂災害の被災地の米を原料にした日本酒が完成し、酒造りに関わった人たちが広島市の松井市長を表敬訪問しました。
広島市役所を訪れたのは安佐北区大林地区の自治会長らです。
完成に至るまでの苦労や喜びを松井市長に報告しました。
8年前、広島土砂災害で被災した安佐北区大林町では、その再興のため休耕田を生かし米作りに挑戦。
約4年かけてすべて大林町の米で作られた日本酒「大林千年」が完成しました。
ふるさと楽舎馬場田真一さん「やっと出来たっていうのと、これが最初の一歩になるのでコミュニティをまわすための潤滑油が出来ましたよといいながら、次のステップに進んでいきたいなと思っています」
このお酒は安佐北区可部にある旭鳳酒造やスーパーなどで販売され、売り上げの一部は地域の再興のために使われるということです。