県は日本製鉄呉地区の完全閉鎖にともない、工業用水道事業への協力金として日本製鉄から21億円を受けることを発表しました。
県企業局 坂本聰水道課長「日本製鉄株式会社から21億円の資金提供の申し出があり、本県はこの申し出を受け入れたことを報告します」
県議会で受け入れが発表された日本製鉄からの協力金は、来年度からの10年間であわせて21億円です。
日本製鉄呉地区は県内6社が利用する「太田川東部工業用水1期事業」の約6割の使用料を占めていましたが、来年9月末の閉鎖で利用がなくなることから、他社の水道料金増加などが懸念されていました。
県は今回の資金提供をふまえ、今後の料金体系などを調整していくとしています。