園児溺死 植え込みの“すき間”約3年前に認識 広島

西区で園児が保育中に溺死したことについて、保育園は園児が植え込みのすき間からすり抜ける可能性を約3年前に認識していたことが分かりました。

広島市は園児が通っていた西区の保育園について、約3年前に「園庭の植え込みのすき間から子どもがすり抜ける可能性がある」と園が認識していたことを

明らかにしました。

園はすき間部分にネットを張って対応し、月に1度の点検ではこれまでに不備の報告はなかったということです。

市は園の報告が適切だったかについて、外部の専門家らによる検証委員会で検討するとしています。

保育園では午後5時から広島市による保護者説明会が始まりました。

市は保護者に謝罪し、これまでの経緯と今後の対応を説明しているものとみられます。

説明会は保護者への配慮として非公開で行われています。

市は21日の市議会で報告し、詳しい内容を明らかにするとしています。

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