川崎市の小学校など8校 給食に金属片混入 提供前に発見

川崎市教育委員会が入るビル

 川崎市教育委員会は20日、高津、宮前区の小学校と特別支援学校計8校で使う給食の食材に直径数ミリの金属片が混入していたと発表した。いずれも給食提供前に発見され、健康被害などはなかった。市は原因究明を進めている。

 市教委によると、豚ひき肉に金属片が混じっていた。田島支援学校桜校からの連絡で発覚し、その後も数校から連絡があったため、同じ食材を使う学校で確認を行った。市は、豚ひき肉を製造した東京都内の総合食品会社の製造工程などを確認している。

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