GWを前に首都圏知事らが共同動画「感染対策を」

東京都の小池知事をはじめとした首都圏の知事らが、新型コロナウイルスに関する共同のメッセージ動画を公開しました。ゴールデンウイークを前に、感染対策の徹底やワクチンの接種を呼び掛けています。

公開された動画は首都圏1都3県の知事と5つの政令指定都市の市長がゴールデンウイ―クを前に、改めて感染防止策を呼び掛けるために作成されました。また、4月20日にオンラインで行われた東京都や隣接する県の知事・市長らが出席した会議では新型コロナ対策などについて意見交換が行われ、小池知事は「都ではワクチン接種の加速に向け、都職員が企業・大学・飲食店など直接訪問し、働き掛けを行っている」「都は後遺症の相談窓口を設置している。共通項として(相談の)4人に1人が20代以下。若い人も決して無縁ではない」と述べ、若い世代へのワクチン接種を促進する重要性を訴えました。

また、この日会見を行った日本医師会の中川会長も「東京では新規感染者の8割がBA.2。ゴールデンウイークの行動が今後の感染状況に与える影響が非常に大きいと考えている」と指摘し、引き続き基本的な感染対策を行うよう呼び掛けました。

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