大谷圧巻の二刀流ショー 6回12奪三振&2安打2打点で今季初勝利

【エンゼルス6-0アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

エンゼルスは先発の大谷翔平が見事なピッチングを披露。6回裏一死までアストロズ打線をパーフェクトに抑えただけでなく、自己最多タイとなる12個の三振を奪い、6回1安打無失点の快投で今季初勝利(2敗)をマークした。大谷は打っても4打数2安打2打点の活躍。一方、アストロズ先発のジェイク・オドリッジは1回途中2安打6失点(自責点3)の乱調で今季2敗目(0勝)を喫し、3連戦はエンゼルスが2勝1敗で勝ち越した。

エンゼルスは1回表に打者11人を送り込み、大谷の2点タイムリー二塁打などで一挙6点を先制。先発投手がマウンドに上がる前に2打席に立ったのは少なくとも1900年以降でメジャー初の珍事だった。大量援護をもらった大谷は、普段の登板よりもスライダーを有効活用し、3回から4回にかけて6者連続三振を奪うなど圧巻のピッチングを展開。6回裏先頭のニコ・グッドラムを空振り三振に仕留め、1試合12奪三振の自己記録に並んだ。

完全試合達成の期待も高まったが、6回裏一死からジェイソン・カストロにヒットを許してパーフェクト投球は終了。それでも6回81球を投げて被安打1、奪三振12、与四球1、失点0という見事なピッチングで今季初勝利を挙げた。打者としては四球、2点タイムリー二塁打、サードライナー、バント安打、レフトフライで4打数2安打2打点を記録。今季の成績は打率.236、OPS.743、防御率4.40となっている。

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