タイガース・カブレラが3安打 史上33人目の通算3000安打に王手

【ヤンキース5-3タイガース】@コメリカ・パーク

タイガースはヤンキースに3対5で敗れたが、「5番・DH」でスタメン出場したミゲル・カブレラが2回裏の第1打席でサードへの内野安打、4回裏の第2打席でセンターへのヒット、6回裏の第3打席でレフトへのヒットを放ち、史上33人目の通算3000安打に王手。8回裏の第4打席は空振り三振に倒れ、大台到達は明日以降に持ち越しとなったが、4打数3安打の活躍で今季の打率は.333、OPSは.779となった。

2003年に20歳でメジャーデビューしたカブレラの通算安打がついに2999本まで積み上がった。シーズン30本塁打以上のシーズンは2016年が最後であり、それ以降は2017年の16本塁打が最多とパワーの衰えは隠せなくなっているが、それでも今季は36打数12安打、打率.333をマーク。2012年に三冠王の偉業を成し遂げた打撃技術は衰えていない。A・J・ヒンチ監督は明日のヤンキース3連戦の最終戦にもカブレラをスタメン起用することを明らかにしており、大台到達の瞬間はまもなく訪れることになりそうだ。

試合は3対3の同点で迎えた7回表にヤンキースがアイザイア・カイナーファレファのタイムリーで勝ち越しに成功。8回表にも1点を追加し、5対3で勝利した。ヤンキース2番手のチャド・グリーンが今季初勝利(1敗)、5番手のアロルディス・チャップマンが今季3セーブ目をマーク。タイガース2番手のドリュー・ハッチソンに今季初黒星(0勝)が記録された。

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