ピケ、東京オリンピック出場のためラ・リーガ会長に圧力か

 バルセロナのジェラール・ピケは、2020年東京オリンピックに出場できるようスペインサッカー連盟(RFEF)会長に圧力を掛けていたようだ。

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 スペイン紙『マルカ』によると、ピケはU-23スペイン代表で東京オリンピックに出られるよう、RFEFのルイス・ルビアレス会長に助けを求めていたと報道。『El Confidencial』が公開した新しい音声の中で、「ルビ、君が僕にオリンピック出場を手に入れさせなければならないんだ。オリンピックでプレーするのがとても楽しみだ」とピケが話している様子が流出している。

 またルビアレス会長はピケの要望に同意し、U-23スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督に伝えた模様。「監督にはもう話したし、彼も知っている。もちろん私も喜んで手を貸すよ。当然、秘密にしなければならないし、監督が私を信頼して先に進めて欲しいと言えば喜んでそうしよう」と音声が残っている。

 しかしその後、セルヒオ・ラモスもオリンピックでのプレーを望んでいると噂が流れ始め、ピケはルビアレス会長に「この件を知っているか」と問い質したよう。ルビアレス会長は、「初見のニュースだ。全く知らない。唖然としている。今日わたしは、彼と一緒にいた。それが真実だとは思わないよ」と返答。そしてその2日後、ルビアレス会長はピケにラモスの出場意欲は事実だと思うと手紙を送付。するとピケは、「ジェリ、君がセルヒオについて話してくれたこと本当なんだね。プレッシャーを与えるために最初にリークするのは、彼のスタイルだ」と返事をしラモスを非難していた。

ピケがオリンピック出場を望みら・リーガ会長に圧力か Photo David Ramos

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