きょう22日(金)は日中は晴れる所が多く、気温は全国的に平年を上回る。特に関東や東海では25℃以上の夏日が続出し、北日本でも季節先取りの気温で7月並みの所もありそうだ。ただ、北海道や東北北部、沖縄の天気はゆっくり下り坂で、雷雨になる所もある見込み。
◆関東以西は半袖日和 北海道でも上着いらず
きょうは全国的に気温がハイペースで上がる。予想最高気温は甲府や与那国島、石垣島で29℃、前橋、熊谷、さいたま、那覇などで28℃、水戸、宇都宮、松本、静岡、宮崎などで27℃、東京でも26℃まで上がって6月中旬並みの陽気となる見込み。また、北日本でも気温は平年を大幅に上回り、仙台は22℃、札幌は19℃で、上着いらずの陽気となりそうだ。網走でも21℃まで上がる予想で、このあたりでは7月並みの気温となる見通し。
◆本州は広く晴れ 北と南は雨具の準備を
天気は関東から西日本では午前中から晴れる所が多くなりそうだ。東北では昼前まで雨の残る所があるが、午後は天気が回復する見通し。北陸も午後から晴れ間が戻りそうだ。一方、北海道や東北北部、沖縄の天気はゆっくり下り坂に向かう。前線や低気圧が近づいてくるため、沖縄では夕方以降、雨が降りだし、雷雨になる所もありそうだ。落雷や突風などに注意が必要となる。北海道では夜から次第に雨の範囲が広がり、東北北部でも夜遅くには雨の降りだす所があるかもしれない。
(気象予報士・多胡安那)