ウィークエンド・シトロン

レモンの香りが爽やかなウィークエンド・シトロン。 ジェノワーズ法で作るのでふんわり柔らかな食感です。 焦がしバターを入れる事で香りも良くなり、時間が経っても美味しく頂けます。 レモンは表皮を削って使用するので国産レモンを使用します。

by nyontaさん

このレシピの材料


数量:17cmパウンド型1台分

ケーキ生地

無塩バター… 120g

全卵… 100g

グラニュー糖… 90g

レモンの表皮… 3/4個分

レモン果汁… 小さじ2

薄力粉… 90g

グラス・オ・シトロン

粉糖… 70g

レモン汁… 大さじ1~1.5

その他

アプリコットジャム… 適量(100g~)

ピスタチオ・レモンの表皮… お好みで

下準備


・パウンド型にバター(分量外)を塗り、強力粉(分量外)をはたいて冷蔵庫で冷やしておく。 ・薄力粉はふるっておく。

ケーキ生地


1.無塩バターを鍋に入れて火にかけ、ゴムベラで混ぜながら焦がしバターを作る。

2.焦がし具合は浅めで仕上げる。 ぶわーっと泡が立ち、良い香りがしてきてほんのり色付いたら火から下ろし、鍋底を氷水に当てて温度の上昇を抑える。

3.茶漉しで漉してボウルに移し冷ましておく。

4.別のボウルに全卵とグラニュー糖を入れる。 湯せんにかけてホイッパーで混ぜながら人肌より少し温かい程度まで温める(40℃程度)。

5.ハンドミキサーの高速で泡立て、白くもったりとするまで泡立てたら低速にしてキメを整える。

6.レモン果汁とレモンの表皮を削って入れ混ぜる。

7.ふるった薄力粉を3~4回に分けて加え、ゴムベラで混ぜる。

8.焦がしバターを3~4回に分けて加え、ゴムベラで混ぜる。

9.焦がしバターはボウルの底に沈んだ焦げの部分は入れないで下さい。 ※ケーキの断面が黒くなります。

10.パウンド型に流し入れ、180℃に予熱したオーブンを170℃に下げて約45分焼成する。

11.真ん中の亀裂にほんのり焼き色が付くくらいが目安。竹串で刺して確認しても◎

12.型から外し、ひっくり返して冷ます。 ※少し不安定ですが底が表面になるように仕上げるので、網の跡が付かないように…。

13.ケーキが冷めたら表面の部分が平らになるようにナイフでカットする。 ☆一番美味しい部分でもあるので味見用にどうぞ。

14.ひっくり返して底面を上にする。 4辺をやや斜めになるように切り落とす。

15.アプリコットジャム(大きな果肉があればブレンダーなどでピューレ状にしてから)を鍋に入れて煮詰める。

16.水の中に落としたとき、広がらずにポテっと落ちて、手で触っても持ち上げられる位の固さになるまでが目安。

17.ジャムが温かい内にケーキの全体に刷毛かパレットナイフで塗り広げる。 そのまま常温に置いておき少し乾かす。 ※この作業をアブリコテと言いますが、乾燥を防ぐためとグラスを綺麗にコーティングする&生地に染みすぎないようにするのが主な目的です。

18.グラスオシトロンの材料をボウルに入れ混ぜ合わせる。 レモン汁は大さじ1をまず加え、固くて塗りづらそうだったら微量ずつ加えて調整する。

19.ケーキの表面に塗り広げ、お好みで真ん中に刻んだピスタチオとレモンの表皮を散らす。

20.200℃に予熱したオーブンで2分程度乾かすようにして焼く。 ※加熱しすぎると泡立って結晶化してくるのでオーブンの前で見守ってて下さい。

21.出来上がり。 冷蔵庫で冷やしても美味しく頂けます♪

22.cottaコラム「ウィークエンド・シトロンのレシピ、由来や意味も!」もぜひご覧ください。 名前の由来や製法についてもお話ししています。

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