神奈川県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)第5日は23日、サーティーフォー保土ケ谷球場で東海大相模―桐蔭学園の準々決勝が行われ、桐蔭が東海を9―5で下して2013年以来のベスト4進出を決めた。
東海は新型コロナウイルスの集団感染で途中辞退となった昨夏の神奈川大会を除き、県内の公式戦で敗れるのは18年の秋季県大会以来。
桐蔭は初回2死二、三塁から牧野の右前適時打で先制。1点を勝ち越された後の四回には米倉の犠飛や阿南の適時打で再逆転した。さらに押し出し四球を挟んで2死満塁から小林が走者一掃の二塁打。一挙6点のビッグイニングをつくった。
東海は先発した主戦求が誤算。守備の乱れも失点に直結した。