リーグ終盤で発表されたミランとユヴェントスの特別ユニフォーム。発表時にはその斬新すぎるデザインが大きな話題を呼んだ。
両方とも1試合限定で実際にピッチに登場したが、ここで改めて発表されたユニフォームと、実際の試合の様子をご紹介したい。
ちなみに両チームとも対戦相手はボローニャで、こちらもある意味では貴重な経験をしたチームということになる。
Milan 2021-22 PUMA × NEMEN Fourth
イタリアのファッションブランド「ネーメン(NEMEN)」とコラボレーションした限定フォースユニフォーム。ミランの象徴であるストライプをモダンかつ革新的に再構築したデザインは斬新すぎて、ミラニスタも受け止めるのに時間を要したことだろう。
このフォースキットは4月4日に行われたホームのボローニャ戦でピッチに登場。試合は0-0の引き分けに終わっている。
胸から上のストライプが宙に浮いているように見えて、やはりというか中途半端感は否めなかった。
Juventus 2021-22 adidas Fourth 'Kobra'
ブラジルのストリート・アーティスト、エドゥアルド・コブラとコラボしたフォースキット。ミラン同様に意外なデザインが話題となったが、日本では(予想通りに)某Jリーグクラブのユニっぽいという反応も。
この芸術的なフォースユニフォームは、4月16日にホームで行われたボローニャ戦で使用。試合は1-1の引き分けに終わった。
このフォースキットに対してはネガティブな声があった一方で、カワイイという反応やアーティスティックなデザインを評価する意見も見られた。ミランに比べれば思いのほか賛成派も多い印象である。
ただ、両チームとも特別ユニを着たホームゲームでドローだったという点は、やはり気になるところだ。