今シーズン「世界最高の守備的ミッドフィルダー」5名

中盤はサッカーチームの背骨であり、ピッチの中心からうまくゲームを作れる選手がいればプレーのレベルは一気に上がる。

今回は『Sportskeeda』から「今シーズンの欧州で最も優れている守備的ミッドフィルダー5名」をご紹介する。

ヨシュア・キミッヒ

クラブ:バイエルン

今地球上で最もユーティリティな選手の一人であり、中盤のあらゆるポジションをこなしつつ、右サイドバックでもプレーできる。そしてボランチとしては最も優れたプレイメイカーの一人である。

今季はやや一貫性が欠けている部分はあるが、それでもクオリティの高さは垣間見ることができた。ブンデスリーガでアタッキングサードへのパスの数が最も多い選手であり、61回のインターセプトも達成している。

カゼミロ

クラブ:レアル・マドリー

トーニ・クロース、ルカ・モドリッチと並んだ3枚のミッドフィルダーは、過去10年間で最も完成されたトリオであろう。カゼミロの好戦的で力強いプレースタイルは、レアル・マドリーの中盤に鋼を提供する。

今季のリーガではタックル数で4位、インターセプトで4位。その両面でトップクラスの守備的ミッドフィルダーであり、さらに攻撃に繋げられるボール扱いの技術まで備えている。

ファビーニョ

クラブ:リヴァプール

リヴァプールは現在世界で最も支配的なチームの一つだ。今季も4つの大会で優勝する可能性を残しており、そのうちリーグカップはすでに制覇した。そのチームの屋台骨となっているのは間違いなくファビーニョである

激しい動きを行うチームの中で守備のポイントとなっており、パスカットやインターセプトによって相手のカウンターを防ぐほか、ペナルティキッカーとしても活躍できるほどの技術も持っている。

デクラン・ライス

クラブ:ウェストハム

昨年大きな話題になったウェストハムのイングランド代表MFは、一部で「誇大宣伝ではないか」という声もあったものの、その批判を完全に吹き飛ばしたといえるだろう。すでにプレミアリーグで最高レベルのボランチだ。

ボールを奪い返すことが得意で、それを自ら持ち上がって攻撃につなげていく。インターセプトとドリブルの両方でリーグ屈指の数字を残しており、ゴールもアシストも決められる。

ロドリ

クラブ:マンチェスター・シティ

マンチェスター・シティの中盤で驚異的なプレーをしているスペイン代表ボランチ。地球上で最も知的な選手の一人であり、さらにバランスがとれているミッドフィルダーである。

ポジショニングの巧みさ、戦術的センス、空間認知能力、さらに技術と体格。機敏さ以外のすべてを備えている選手であり、パスの成功率も非常に高い。タックル、インターセプト、ブロックもリーグ最多クラスだ。

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