カブスが球団史上最大の完封勝利 鈴木3安打、筒香はノーヒット

【パイレーツ0-21カブス】@リグリー・フィールド

カブスは先発のカイル・ヘンドリックスが安定感抜群のピッチングを披露し、打線も序盤から爆発。パイレーツに21対0で完勝し、「ESPN」によると球団史上最大得点差の完封勝利となった(1900年以降メジャー3位タイの得点差)。ヘンドリックスは7回76球で被安打2、奪三振2、与四球0、失点0と余力を残して降板し、今季初勝利(1敗)をマーク。パイレーツ先発のザック・トンプソンは2回9安打9失点(自責点4)で今季2敗目(0勝)を喫した。

初回にイアン・ハップのタイムリーで1点を先制したカブスは、2回裏に打線が爆発。鈴木誠也とウィルソン・コントレラスの連続タイムリー、アルフォンゾ・リバスの1号3ランなど打者12人の猛攻で一挙8点を追加した。その後も4回裏に2点、5回裏に5点、7回裏に1点と得点を重ね、8回裏にもパトリック・ウィズダムとジョナサン・ビヤーの連続タイムリーなどで4点を追加。得点圏で25打数15安打(打率.600)と面白いくらいに打線がつながった。

カブスの鈴木は「2番・右翼」でスタメン出場し、レフトへのヒット、ライトへのタイムリー、サードゴロ、ライトへの二塁打で4打数3安打1打点の活躍。2回裏のタイムリーのあとにメジャー初盗塁も記録したが、ワンサイドゲームとなったため、5回裏に代走を送られてベンチへ退いた。一方、パイレーツの筒香嘉智は「4番・一塁」でスタメン出場したものの、セカンドゴロ、サードライナー、センターライナーで3打数0安打。チームがわずか3安打に終わったため、4打席目は回ってこなかった。

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