【ソロでもグループでも】予約殺到の"焚火台マクライト"はキャンプで大活躍の逸品だった。(TOKYO CRAFTS)

予約殺到と噂のTOKYO CRAFTS「焚火台マクライト」。その性能はいかに。実際に組み立てから焚き火まで楽しんでみて発見したおすすめポイントを紹介します。

TOKYO CRAFTS”焚火台マクライト”

photographer 吉田 達史

焚火台マクライトは、YouTube「タナちゃんねる」でお馴染みのタナさんが立ち上げたアウトドアブランド『TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)』が提供する焚火台。

以前よりキャンパーの間で話題となっていた商品で、発売後はすぐに半年先まで予約が埋まってしまったというアイテム。現在は次回生産分の予約を受け付けているほど、大人気の焚き火台なのです。

何がそこまでキャンパーを魅了するのか、実際に使ってみて発見したおすすめポイントを紹介します。

薄型コンパクトで収納や積載に困らない

マクライトを手に取ってまず気になったポイントは、コンパクトに収まったこの見た目。

photographer 吉田 達史

見てもらってわかるようにめちゃめちゃスリム。

21cm×40cmとA4サイズ程度の大きさに、本体重量も1kgを切るほど軽量なので、楽に持ち運びできます。

編集部撮影

TOKYO CRAFTSのロゴがかっこいい、この収納ケースの中に、焚火台本体と五徳といったパーツが全て収まっています。

とりあえずクルマの隙間に積みっぱなしでも気にならないし、自宅での収納を考えてもこの薄さと軽さはメリットですね。

わずか1分足らずで組み立て可能なシンプル構造

シンプルな構造ゆえに、爆速で組み立てられるのもいいですね。

はじめて組み立てるときは少しわかりにくいですが、完成形をイメージできていれば誰でも簡単にできると思います。

編集部撮影

まず火床を広げまして、フレームに風防パネルを2箇所差し込みます。

コツとしてはフレームが自分に向くようにし、火床の短辺を下に立てます。

編集部撮影

風防パネル中央の山形の切れ込みがフレームの反対側に向くようにして取り付けます。

TOKYO CRAFTSのロゴが逆さになるようにすると分かりやすいですかね?

編集部撮影

続いて、風防パネルをたわませて、真ん中にある山形の切れ込みに火床の端を差し込みます。

ここはちょっと慣れが必要かも?

最初は「え?これこんなにぐにゃっとさせて大丈夫?」と不安になりますが、大丈夫。

うまくいけばベコッと音がしてしっかりハマります。

注意点としては、パネルが薄いので、うっかり手を切らないようにすること。写真では素手で組み立てていますが、革手袋や軍手などをつけて組み立てるといいでしょう

編集部撮影

反対側の風防パネルも同様に取り付ければ、もう組み上がります。

パーツが少ないので、一度説明書を見ればすぐに組み立てられると思います。

広い火床でとにかく使い勝手が良い

個人的に焚火台で一番重要だと思っているのが、火床の広さ。

大きな薪がのせられなかったり、着火の作業をするのに一工夫が必要なサイズの火床だとどうしても使い勝手が悪くなります。

編集部撮影

その点、このマクライトの火床は十分に広いサイズ感なので、ストレスを感じることなく焚き火を楽しめます。

編集部撮影

焚火台の対角線にななめに置けば、市販されている大体の薪は特に気にせず焚くことができます。

photographer 吉田 達史

焚火台の端から中央に向かってV字になっているので、着火剤を下において、適当に薪を配置するだけで着火できるのも良いです。

編集部撮影

また、写真だとなかなか伝わりにくいかもしれませんが、薪を多く載せることで、天板が下がり、焚火台を地面に押し付ける構造になっています。本体が非常に軽いですが、この仕組みによって、安定して自立してくれます。

五徳で火力を調節できるのも地味に便利

付属の五徳ですが、置き方次第で手軽に火力調節ができるのも地味に便利。

編集部撮影

上の写真のように、フレームの上に置けば遠火調理ができます。じっくり焼き物をしたい場合は五徳をこのポジションに。

ちなみにこのフレーム部分には小さい切れ込みのようなものがついているので、五徳が横ずれしにくくなっています。

編集部撮影

逆に強火で一気に焼き目をつけたい、スープなどを作るときに早く沸騰させたいようなときは、五徳の向きを90度回転させて、サイドの風防の上に載せることでより火に近づけての調理ができます。

余計なギミック無しにシンプルな作りだからこそ成しえるアイディアは、焚き火調理をするときに地味に便利なんですよね。

効率よく燃やしつつ、横風にも強い

photographer 吉田 達史

焚き火を楽しむ際にわずらわしさを感じる瞬間のひとつは、横風によって熾火や灰が舞うこと。

焚火台マクライトなら、火床に傾斜ついているのとサイドの風防パネルの影響なのか、多少の横風であれば安定して楽しむことができます。

編集部撮影

火床にも風防パネルにも十分な切れ込みが施されているので、風から守りつつも、しっかり燃やしきってくれるのも良いですね。

放っておいてもきれいに燃えきってくれるので、手間がかからず使いやすいです。

風防パネルを片方外せば炭捨ても簡単

灰の話をしたのでついでに、もうひとつ。

※動画キャプチャーに差し替え予定※

風防パネルを片方だけ外すことができ、そのまま傾けるだけで灰を捨てることができるので便利です。

シーンやスタイルを選ばずに使用できる逸品だった

編集部撮影

焚火台マクライトひとつあれば、ソロキャンプやデュオキャンプで優雅に焚き火を楽しみたいときはもちろん、グループやファミリーキャンプなど複数人で焚き火を囲むときにも大活躍してくれそうです。

また、五徳の使い勝手や火床の広さのおかげで、調理から鑑賞までキャンプシーンを選ばずに使用できますね。

薄くて軽いシンプルな構造の中に、様々なこだわりが詰まっている、そんな印象の焚火台。

そんな焚火台マクライトをもっと詳しく紹介した動画もハピキャンチャンネルで公開されていますので、購入を悩んでいる方は、ぜひご覧ください!!!

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