アストロズの新人・ペーニャが逆転サヨナラ弾 菊池4回途中4失点

【ブルージェイズ7-8xアストロズ】延長10回タイブレーク@ミニッツメイド・パーク

アストロズは6対6の同点で迎えた10回表にルルデス・グリエルJr.のタイムリー二塁打でブルージェイズに勝ち越しを許したものの、10回裏一死2塁から新人ジェレミー・ペーニャがセンターへの3号逆転2ラン。8対7で劇的なサヨナラ勝ちとなった。アストロズ6番手のブレイク・テイラーが今季初勝利(1敗)をマーク。ブルージェイズの守護神ジョーダン・ロマノは痛恨の一発を浴び、今季初黒星(0勝)を喫した。

ブルージェイズ先発の菊池雄星から4回までにマイケル・ブラントリーの2号2ランなどで4点を奪ったアストロズだったが、先発のルイス・ガルシアがリードを守れず、6回表にザック・コリンズに3号3ランを浴びて5対5の同点。7回表にサンティアゴ・エスピナルのタイムリー二塁打で勝ち越されたものの、7回裏にアレドミス・ディアスが同点タイムリーを放ち、試合は延長タイブレークに突入した。そして、1点を勝ち越された直後の10回裏に新人ペーニャが劇的な逆転サヨナラ2ラン。ロマノの連続セーブ機会成功は31でストップした。

ブルージェイズの菊池は移籍後初勝利を目指して今季3度目の先発登板に臨んだが、2回裏に2つの四球と味方のエラーで一死満塁のピンチを背負い、チャス・マコーミックのタイムリー内野安打とアレックス・ブレグマンへの押し出し四球で2失点。4回裏には二死1塁からブラントリーに一発を浴び、ここでマウンドを降りた。4回途中まで77球を投げて被安打3、奪三振4、与四球5、失点4(自責点2)という内容で今季の防御率は3.75に。打線が同点に追いついたため、敗戦投手は免れたものの、課題を残す登板となった。

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