犯罪被害者やその遺族らへの支援を推進するため、自民党が26日に「犯罪被害者等施策の検証・推進議員連盟」を設立した。会長代理に就任した小泉進次郎氏(衆院神奈川11区)は、「地方自治体ごとに支援に温度差があるのではないか。『犯罪被害者に冷たい国』との指摘は国会議員として放置できない」と話している。
同議連は、犯罪被害者支援を国の責務などと定めて2005年に施行された犯罪被害者等基本法の運用改善を進めるほか、法改正を視野に検討を進め、実効性ある支援策を実現することが目的。会長には上川陽子前法相が就任。県内からは三谷英弘氏(衆院比例南関東)が事務局長に就いた。