ブレーブス・アクーニャJr.がまもなく戦列復帰 リハビリ出場は順調

昨年7月に右膝前十字靭帯断裂の重傷を負ったロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の戦列復帰が近付いている。アクーニャJr.は日本時間4月20日(現地時間4月19日)からマイナーAAA級でのリハビリ出場をスタートしており、日本時間4月28日(現地時間4月27日)は右翼手として7イニング、翌日は右翼手として9イニング出場する予定になっている。その後もリハビリ出場を継続するとみられるが、具体的なプランは明らかにされていない。日本時間5月7日(現地時間5月6日)の戦列復帰が予定されているが、早まる可能性もありそうだ。

現在24歳のアクーニャJr.はメジャー4年目の昨季、82試合に出場して打率.283、24本塁打、52打点、17盗塁、出塁率.394、OPS.990の好成績をマーク。本塁打王と盗塁王の二冠を狙えるペースで数字を積み上げ、自身2度目のオールスター・ゲームにも選出されたが、前半戦終了間際の試合で守備時に右膝を痛め、オールスター・ゲームだけでなく、後半戦も棒に振ることになった。

今季も開幕から10日間の故障者リストに登録され、リハビリを継続。日本時間4月20日(現地時間4月19日)からAAA級グウィネットでのリハビリ出場をスタートした。現時点で5試合に出場して打率.357(14打数5安打)、1二塁打、1打点、3盗塁、出塁率.550、OPS.979をマーク。ブレーブスが定めた戦列復帰予定日まであと10日ほどとなっているが、リハビリ出場の最後の1週間はメジャー復帰後にフル稼働するための準備を整えていくことになる。

現在のプランは日本時間5月7日(現地時間5月6日)からスタートする本拠地トゥルイスト・パークでのブリュワーズ3連戦から復帰するというもの。ただし、マイナーでのリハビリが順調に進めば、復帰時期が早まる可能性もある。メジャーリーグ公式サイトでブレーブスを担当するマーク・ボーマン記者は「(日本時間5月3日から敵地シティ・フィールドで行われる)来週のメッツ4連戦に間に合う可能性もありそうだ」と記している。

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