殺人事件の被害者はみんなダイアナ・ロスに? 「恋するボクとゾンビの呪い」公開決定

2012年のしたまちコメディ映画祭in台東に上映された話題を呼んだフィリピン映画「恋するボクとゾンビの呪い」が、7月16日より劇場公開されることが決まった。

フィリピンの地方の町ルクバン。5歳の少年レミントンは、ゲイを見るとからかい、母にとがめられていた。ある日、ゲイをからかっていたレミントンに、ある言葉が呪いとなって降りかかる。15年後、21歳の誕生日を控えたレミントンは、偶然出会った女の子に一目ぼれをする一方で、少しずつ髪形や服装の好み、心の中も言葉が変化していくことに気づく。一方、町では連続殺人事件が発生。遺体は、爆発ヘア、つけまつ毛と、まるでダイアナ・ロスのようになるという共通点があった。捜査を担当するのは、レミントンの母で警察官のフェ。レミントンは、殺人事件に巻き込まれ、ゾンビに追われながら、呪いを解くために奔走する。

監督は、2020年大阪アジアン映画祭で、最新作「LSS:ラスト・ソング・シンドローム」が上映されたジェイド・カストロ。脚本は「牢獄処刑人」のミチコ・ヤマモトが担当している。主演は、現在もテレビ・映画で俳優としても活躍しているマーティン・エクスデート。フィリピンの国民的女優ユージン・ドミンゴが、主人公に一目ぼれされる女の子の母親役で出演している。

【作品情報】
恋するボクとゾンビの呪い
2022年7月16日(土)より新宿K’s cinema他にて全国順次公開
配給:スノーフレイク
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