上官の妻と模範兵士との禁断の愛を描いた韓国映画「愛に奉仕せよ」が、6月24日より劇場公開されることが決まった。
「愛に奉仕せよ」は、ノーベル文学賞候補作家・閻連科（えんれんか）の、性描写によって刊行直後に発禁処分となった小説「人民に奉仕する」を原作とした作品。模範兵士として師団長社宅の炊事兵になったムグァン。彼の目標は妻と子供のために出世の道を進むことだった。しかし、師団長が出張する間に2人きりとなった美しき若妻スリョンの危険な誘惑に、ムグァンは自身の目標や信念と抑えきれない禁じられた恋とのはざまで葛藤する。
「ときめきプリンセス婚活記」「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」などのヨン・ウジンがムグァン役を務め、タブーを犯してしまう危険な愛の間で揺れる人物の葛藤する感情を、濃密なベッドシーンとともに表現。ムグァンの人生を揺るがす魅惑的な女性スリョンを、「罠 Deep Trap」でマ・ドンソクの妹を演じたジアンが演じる。ほかに、「哀しき獣」で第48回大鐘賞映画祭の助演男優賞を受賞したチョ・ソンハが出演する。「ビー・デビル」「シークレット・ミッション」で知られるチャン・チョルス監督の、9年ぶりの新作となる。
【作品情報】
愛に奉仕せよ
2022年6月24日(金) シネマート新宿 ほか ロードショー
配給：クロックワークス
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