コリンチャンス、「日本で優勝10周年」の2022新ユニフォーム発表!ロゴベタ試合ユニも見る

ブラジル1部コリンチャンスとキットサプライヤーのNikeは26日、2022シーズンの新ホームユニフォームを発表した。

今回の新ユニフォームは、クラブが2012年に獲得した“2つのタイトル”から10周年を記念したものとなっている。

Corinthians 2022 Nike Home

2022新ユニフォームはラウンドネックを採用。襟や袖口にはお馴染みのブラックに加えてゴールドを追加した。襟内側にはスローガン“The Favela is Here”をプリントする。

この新ユニフォームにはNikeの最新テクノロジー“Dri-Fit ADV”を搭載し、一足早く2022-23シーズンのNikeテンプレートが登場した格好に。11月のカタールW杯でNikeと契約するチームにも、今回と同じテクノロジーが採用されると思われる。

この新ユニフォームが祝う2012年に獲得した2つのタイトルとは、南米王者に輝いたコパ・リベルタドーレスと、同年12月に日本で開催されたFIFAクラブ・ワールドカップのこと。リベルタドーレス杯決勝ではボカ・ジュニオルスに、そしてクラブW杯決勝ではチェルシーにそれぞれ勝利して優勝トロフィーを掲げた。

襟や袖の各部差し色や、特別に使われたエンブレムのゴールドは、いわば黄金の10周年を表現したものだ。

このキットは発表当日に行われたリベルタドーレス杯のボカ・ジュニオルス戦で早速お披露目となった。

ブラジルリーグのユニフォームといえばスポンサーロゴの多さで有名。コリンチャンスも発表時点ではシンプルだったユニが実際の試合ではどのように変わったのかを、最後にご紹介したい。

発表当日の夜に行われたボカ・ジュニオルスとの試合ではこんな感じに様変わり。このビフォーアフターはブラジルユニではもはや“お約束の展開”なのだが、どちらが好みかは人によって分かれるところだろう。

背番号にまでスポンサーロゴ入り。よく見るとロゴはコナミの新サッカーゲーム『eFootball』である。

黄金の10周年を祝う新ユニフォームのデビュー戦となった、ボカとのリベルタドーレス杯。この一戦ではウィリアンやレナト・アウグスト、元名古屋グランパスのジョーなどがスタメンに名を連ねた。なお、試合は2-0でコリンチャンスが勝利している。

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