真鶴名簿不正問題で町第三者委が報告書 松本町長の刑事告発と損害賠償請求求める

町による自らの刑事告発について明言を避ける松本町長=真鶴町役場

 神奈川県真鶴町の松本一彦町長が選挙人名簿抄本を複写して不正に持ち出し、自らの選挙に利用した問題で、町の第三者委員会は28日、松本氏の行為が窃盗や建造物侵入、地方公務員法違反(守秘義務違反)、公職選挙法違反(買収や選挙妨害)などの疑いがあるとして刑事告発と損害賠償請求を町側に求める報告書をまとめた。

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