川崎・学校給食に金属片 原因はクリップ誤落下 食材の製造過程で

川崎市教育委員会が入るビル

 学校給食に金属片が混入した問題で、川崎市教育委員会は28日、食材の製造課程でクリップが誤って落下したことが原因と発表した。市教委は、この食材を納入した業者への発注を取り消し、入札参加を一時停止する。

 高津、宮前区の市立小学校、特別支援学校計8校で20日、調理中に豚ひき肉に直径数ミリの金属片が混入されているのが見つかった。市が調査したところ、製造業者の作業員が製造機に置いたクリップが、誤って内部に落下して粉砕され、金属片として混入したという。

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