最大10連休のゴールデンウィークが始まりました。
3年ぶりに行動制限がなく県内各地で連休を楽しむ人の姿がありました。
児玉比呂記者
「小さな郵便局員さんが一生懸命お仕事を頑張っています」
郵便局の制服を身につけ働いているのは・・・子どもたちです。
「こんにちは!郵便局です。お届け物です!」
4歳から10歳の子どもたち約400人は、郵便物や宅配便の配達などを体験。
子どもたちはATMで「お給料」を引き出し、働いた報酬としてお菓子を受け取りました。
参加した子どもたち
「荷物届けたよ」
「楽しい!かっこいい!」
「お手紙するのって大変なんだなあと思いました」
「家に行って、荷物とかを郵便ポストにいっぱい届けるのが夢になりました」
このイベントは郵便事業の創業150年を記念して行われたものです。
子どもたちに郵便の仕事を知ってもらいたいと企画されました。
一方、平和公園では・・・
中塚晃記者
「3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークが始まりましたが、初日のきょうは本降りの雨とあいにくの天気となりました」
全国で行動制限がないゴールデンウィークは3年ぶり。
観光客の増加に対応するため、原爆資料館はきょうから来月5日まで、開館時間を1時間から2時間延長します。
愛知から
「世界で戦争が問題となっていて平和を願う気持ちはすごく伝わってきた。やはり戦争は2度と起こしてはいけないと思った」
福山市では3年ぶりのイベントも!
寺田琢哉記者
「3年ぶりの開催となった観光鯛網ですが、あいにくの雨の中での開催となりました」
福山市で3年ぶりに再開した鞆の浦「観光鯛網」
江戸時代から続く伝統漁鯛「しばり網漁法」を再現していて、2隻の網船が囲うように網を広げると、漁師たちが掛け声を合わせタイでいっぱいの網を引き揚げました。
新型コロナ対策のため例年から観光客はおよそ3分の1に限定し、日程を減らしての開催となっています。
福山観光コンベンション協会
石口和寛事務局長
「福山市無形文化財である絞り網漁法を漁師の皆さんは確実に伝承したいと、規模は小さくなりましたが開催にこぎつけました。」
観光客
「迫力があってなかなか見られない漁だと思う。とてもよかった」
漁で捕れた鯛は一般的な価格より安く購入できるということで、参加者が次々に買い求めていました。
呉市でもゴールデンウィークの恒例行事が3年ぶりに復活しました。
パレードや海上イベントなど例年30万人が訪れる呉みなと祭り。
感染対策のため屋外での行事は中止され、市内2つのホールでステージイベントが行われました。
参加者
「子どもが出演できたのでそれを楽しみに来ました!」
子ども
「お兄ちゃんのダンスを見て楽しかった!」
呉まつり協会
神津善三郎会長
「開催して本当に良かったと思う。来年はできたらパレードなども許されることを期待しています」
雨の初日となったゴールデンウィーク。
30日以降は一部崩れる日はあるものの比較的穏やかなお出かけ日和が続く見込みです。