春の企画展「世界のチョウ・日本のチョウ展~タテハチョウ大集合!~」が、大田原市福原の市ふれあいの丘自然観察館で開かれている。6月19日まで。
同館は毎年春にチョウの企画展を開催。今回は世界で5千種類以上が確認されているタテハチョウに焦点を当てた。タテハチョウの企画展は一昨年にも開催したが、新型コロナウイルスの影響で期間中はほとんど休館していた。
多彩な色が美しいミイロタテハや日本最大のオオムラサキ、羽が透き通っているスカシジャノメなど世界のタテハチョウ科の標本2220点を展示。鈴木昭宏(すずきあきひろ)館長(65)は「種類が豊富で面白く見応えがある。雄と雌の違いにも注目してほしい」と話している。
展示に見入った東京都青梅市、小学1年武田徹平(たけだてっぺい)君(6)は「きれいなチョウがたくさん。特にオオムラサキが好き」と笑顔。父敦志(あつし)さん(45)は「飛んでいる時にどんな輝き方をするか見てみたい」と興味深そうに話していた。
月曜休館。入館料大人200円、小中学生100円。(問)同館0287.28.3251。