日本国憲法施行75年 3日「憲法記念日」 〝考える〟催しを実施 上越市

 3日は「憲法記念日」。今年は日本国憲法施行から75年目に当たる。加えて、ロシアのウクライナ侵攻などであらためて、国民主権、安全保障、そして平和の在り方と人権が問われている。護憲、改憲双方で憲法議論が高まっている。そんな中、上越市内でも同日、憲法について考えようという催しが開かれる。

◇公開フォーラムオンライン視聴 自民党6区支部

 自民党新潟県第6選挙区支部(支部長・高鳥修一衆院議員)は3日、「憲法施行75年 憲法フォーラムin上越」を上越市土橋の市民プラザ第1会議室で開く。第24回公開憲法フォーラムをオンラインで生配信し、スクリーンで視聴する。日本会議上越支部共催。

 タイトルは「ウクライナ危機は他人事ではない! 憲法改正で危機突破を!」。登壇者はジャーナリストで主催者代表の櫻井よしこ氏、杏林大名誉教授の田久保忠衛氏、駒澤大名誉教授の西修氏、自民党憲法改正実現本部長の古屋圭司衆院議員ら。「国民の会」で検索すると、映像を視聴できる。

 時間は午後2時から同4時ごろまで。入場は無料。問い合わせは小林克美さん(電090・1663・2491)へ。

◇マルシェなどで憲法と平和学ぶ あおぞら憲法フェス

 屋外を会場に、親子らが楽しみながら憲法と平和に親しむ「未来にとどけ!あおぞら憲法フェス」が3日午前11時から上越市の高田城址公園芝生広場で行われる。午後3時まで。同実行委員会主催。雨天時の会場はオーレンプラザ。

 当日はメーンのトークイベント「わかりやすい憲法のはなし」(午後1時から)に、弁護士で立憲民主党前代表の枝野幸男衆院議員を招き、梅谷守(新潟6区)、米山隆一両衆院議員(同5区)、森裕子参院議員(新潟選挙区)がトークに加わる。

 前後にダンスパフォーマンスや保倉太鼓演奏、また広場内でマルシェ方式の出展イベントを実施することで、子どもたちに楽しみながら憲法に触れてもらう趣向。問い合わせは実行委員会(電025・526・4211)

© 株式会社上越タイムス社