【新型コロナ】厚木の医療機関、11歳児童に大人用モデルナ製ワクチン誤接種

厚木市役所

 新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り、厚木市は2日、市内の医療機関で2回目接種を受けた11歳の児童に誤って大人用のモデルナ社製ワクチンを接種したと発表した。現在までに児童の健康状態に問題はないという。

 市によると、誤接種があったのは4月30日。医療機関がワクチンの保管場所を間違えた上、接種前の分量や注射器の確認も怠り、大人の3回目接種用のモデルナ社製ワクチンを児童に打った。医療機関から同日、市に連絡があり発覚した。

 国は5~11歳の児童には、小児用のファイザー社製ワクチンを接種することとしており、モデルナ社製は未承認となっている。

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