相模原市に少年院設置へ 法務省、2026年度運用目指す 地域住民との交流や外部専門家の支援も

2019年に閉庁した神奈川医療少年院の跡地。法務省は26年度から第1種少年院の運用を予定している=相模原市中央区

 法務省が2019年に閉庁した神奈川医療少年院(相模原市中央区小山)の跡地に「第1種少年院」を設置することが分かった。地域住民との交流や外部専門家の支援を得ながら、少年らの更生を図るという。本年度は設計と既存建物の取り壊しを行い、23年度に着工。26年4月からの運用開始を目指す。

 新少年院の名称は「神奈川少年更生支援センター(仮称)」。約4万6千平方メートルの敷地に庁舎や教育事務棟、職員宿舎、体育館などを建設する。定員は120人で、非行傾向の進んでいない少年(12歳以上23歳未満)を原則1年程度収容する。

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