横浜赤レンガで春のビール祭り 3年ぶり開催、容器は環境に配慮 

笑顔でカップを掲げる来場者=横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫

 春の到来を食べて、飲んで、楽しもうという「ヨコハマ フリューリングス フェスト」が8日まで、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫イベント広場・赤レンガパークで開かれている。横浜赤レンガ倉庫の主催。

 ドイツの春祭り、ビール祭りを横浜で再現する企画で、3年ぶり8回目。

 日本初上陸のドイツビールや会場限定ビールのほか、県産の「湘南ゴールド」を使ったクラフトビールも登場。今年は全フードメニューの容器を非プラスチック製品に切り替えるなど、環境に配慮した取り組みを推進し、廃材の段ボールを使ったグッズ制作のワークショップなども実施する。

 テント内では楽団の演奏に合わせて手拍子が響き、間仕切りのあるテーブルの上で、ジョッキを掲げて声を上げずに乾杯していた。来場した女性(29)は「ゴールデンウイークはどこも混みそう。コロナ禍なので空いている平日のうちに楽しみに来た」と話し、久々に再会した元同僚6人で喉を潤していた。

 入場無料。午前11時~午後9時。問い合わせは、横浜赤レンガ倉庫電話045(227)2002。

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