立憲・福山哲郎氏が演説中に殴られる 男は逮捕

 立憲民主党の福山哲郎参院議員が2日午前7時40分頃、京都市伏見区で街頭活動中に近づいてきた男に殴打される暴行を受けた。男は20代。秘書2人も足蹴りされる被害を受けた。市民の通報で京都府警が男を取り押さえ、事情聴取している。幸い、福山氏にも、秘書にも「大きなけがに至っていない」(福山氏ツイッター報告)。

福山氏がツイッターで発信したところによると「街頭で挨拶活動中に一人の男が秘書2人に近づき、何らかの言葉を叫び、肩をつき押す、足蹴りを入れる等の暴行を加えた」という。その後「私にも近寄り、一撃、殴打した」としている。

市民が110番通報して逮捕に至った。福山氏は「いかなる理由であっても、暴力は許されるものではありません。民主主義社会においては政治活動の自由は守られるべきものと考えます。このような事件がおきないことを祈ります」と発信。「近隣の皆様にはご迷惑とご心配をおかけして誠に申し訳ありませんでした」とも書き込んでいる。

 立憲民主党は「政治活動中の国政選挙候補予定者への暴行は力によって『言論の自由』、『表現の自由』を封殺し、民主主義そのものを脅かす愚行だ」とし「絶対に許されるものではない。立憲民主党は暴力によって政治的表現の自由を踏みにじるあらゆる行為に対し断固抗議する」ツイッター発信した。(編集担当:森高龍二)

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