きょう4日(水)は「みどりの日」。東北から九州にかけては、新緑が映える青空が広がる見込み。気温も上昇し、半袖で過ごせるくらいの初夏の陽気となりそうだ。一方、北海道と沖縄は雨が降って、新緑が鮮やかさを増す見込み。
東北から九州はカラッと晴天 紫外線対策を忘れずに
東北から九州にかけては、一日を通して晴れる所が多く、天気の崩れはない見込み。日中は空気も乾いて、カラッと初夏の陽気。行楽日和だが、日差しが強くなっているので、屋外では、日焼け止めクリーム、帽子、日傘などを活用して紫外線対策を忘れずに行いたい。
また、厚手の洗濯物もよく乾くが、東北北部など風が強い地域では、飛ばされないよう注意が必要だ。
気温上昇で夏日地点増える 熱中症に気を付けて
晴れる地域では、きのうよりも気温が上昇し、関東から西の太平洋側を中心に、最高気温が25℃以上の夏日になる所が増える見込み。湿度は低めでカラッとした暑さとなるが、急に暑くなるため、水分補給を心掛けるなど熱中症に気を付けたい。特に、車での遠出が多くなるこの時期、車内での熱中症に注意が必要だ。
また、一日の気温差も大きいので、日中は半袖でも、朝晩のために長袖の上着を準備しておきたい。
北海道の雨は午前が中心 沖縄は雨の季節へ
北海道は、低気圧の通過に伴い、午前を中心に雨が降る見込み。落雷や突風にも注意が必要だ。午後は回復に向かう所が多く、日本海側から晴れ間も出てきそうだ。
沖縄は、石垣島など先島諸島で朝から、本島地方でも昼前には、雨が降り出す見込み。今夜遅くからあす5日(木・こどもの日)にかけては、雷を伴った激しい雨の降る所もありそうだ。
沖縄は、今後もしばらく雨や曇りの日が続く見込み。(気象予報士・海老原美代子)