きょう5日（木・こどもの日）は、広い範囲で晴れて東京で27℃など、夏日になる所が多い見込み。きょうは二十四節気の「立夏」で、暦の上では夏の始まりとなるが、内陸を中心に30℃近くまで上がる所もあるため、こまめな水分補給を心がけたい。

　きのう（水）梅雨入りの発表があった沖縄は、激しい雨に注意が必要だ。

こいのぼり日和　紫外線対策を

　西日本から北日本にかけて、高気圧に覆われて朝から晴れる所が多い見込み。こいのぼりも気持ちよく泳ぐような青空が広がりそうだ。

　紫外線が強まっているため、これまで以上に十分な対策を心がけたい。

　ただ、気温の上がる午後は東日本の内陸を中心に、にわか雨や雷雨の所がある見込み。

　沖縄は前線の影響で雨となり、雷を伴って激しく降る所がありそうだ。土砂災害や低い土地の浸水などに注意が必要となる。

　夜遅くなると、九州南部でも雨の降り出す所がある見通し。

内陸は真夏日の所も　暑さに注意

　日中の気温はきのう（水）より高い所もあり、東北も、25℃以上の夏日になる所がある見込み。九州から東北にかけての内陸を中心に、30℃くらいまで上がる所もありそうだ。福島や日田（大分）は30℃と、真夏日が予想されている。

　湿度は低くカラッとした暑さだが、まだ体が暑さに慣れていないため、できるだけ帽子や日傘で直射日光を避けて、こまめな休憩や水分補給を心がけ、体調管理に気をつけたい。特に内陸は一日の気温差が大きくなるため、調節のしやすい服装がよさそうだ。

　5日の予想最高気温

　　30℃　福島、日田（大分）

　　29℃　若松（福島）

　　28℃　山形、熊谷、岐阜、福井、京都、熊本など

　　27℃　横手（秋田）、前橋、東京、名古屋、佐賀など

（気象予報士・及川藍）