あやとり先生は小学2年生 大坂君、最年少で「教室指導員」認定 700種の作品習得、新たに200種創作も

国際あやとり協会の「あやとり教室指導員」に最年少で認定された、大坂聡志君=横浜市港北区

 横浜市立神橋小学校2年の大坂聡志(さとし)君(7)=同市港北区=が、国際あやとり協会の「あやとり教室指導員」に最年少で認定された。持ち前の探求心の強さから技を極め、半年ほどで資格を取得。約700種の作品を習得し、新たに約200種も創作した。「一本の糸で表現できる世界は無限」。その楽しさを一人でも多くの人に伝えるため、教室を主宰するのが次なる目標だ。

 聡志君があやとりを始めたのは昨秋。母親(41)が「車で出かける際の、車内での暇つぶしに」と教えたのがきっかけだった。

 思うように糸が取れず、初心者向けの解説本を買ってもらったところ、探求心に火が付いた。古書を読みあさり、協会の指導員にも教わりながら練習を重ね、初級から中級、上級まで次々と取り方を覚えた。

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