小田和正が「ガイアの夜明け」EDテーマを書き下ろし。佐藤竹善と松たか子がコーラスで参加

テレビ東京系の経済ドキュメンタリー「日経スペシャル ガイアの夜明け」(金曜午後10:00)では、6月3日放送回からの新しい番組エンディングテーマが、小田和正の書き下ろしによる「ナカマ」に決定。コーラスにはシングライクトーキング・佐藤竹善と、松たか子が参加している。

同番組は、2002年4月にスタートし、今春で20周年を迎えた。当初は、経済とドキュメンタリーが両立するのかなどの声もあったが、その後定着し、バブル崩壊後の暗い日本経済に光明を見いだすべく奮闘する人々を追いかけてきた。現在も“ガイア”のタイトル通り、地球規模で起きているさまざまな事象に立ち向かう人物を取材している。

番組の顔となる“案内人”は、初代・役所広司、2代目・江口洋介から、20年1月に初めての女性案内人として松下奈緒を3代目に迎えた。また、今年4月1日放送回からは、松下が自ら作曲・演奏した「光~ray of light~」が、オープニングテーマ曲として流れている。

小田は「『ガイア』を見ていると製作者の心意気が強く伝わって来ます。それに応えたいという気持ちで書きました。団体で戦うというのはどういうことか。見えないところで懸命に頑張る仲間がいてくれるから、そこへたどり着ける。自分の現場でもそんな人たちが大勢います。少しでも番組の役に立つことができればうれしいです」と、楽曲に込めた思いとともに喜びのコメントを寄せている。

番組を手掛ける清水昇チーフプロデューサーは「今年の春で20周年となった『ガイアの夜明け』。コロナやウクライナ問題など、厳しいことが多い時期だからこそ、みんなが頑張れる新たな応援歌がほしいと思い、小田和正さんにお願いしました。優しい歌詞と優しい歌声…小田さんならではの世界が広がっています。拳を振り上げて頑張る、今はそういう時期ではないかとも思います。『自分と、ナカマを信じて、諦めずに頑張る』僕自身もそうしていきたいと思います」とエンディング曲決定の経緯を述べ、期待を込めている。

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