【カージナルス10－０ロイヤルズ】＠カウフマン・スタジアム
カージナルスは先発のアダム・ウェインライトが７回１安打無失点と好投し、主砲ノーラン・アレナドは７号先制３ランを含む５打点の活躍。ロイヤルズに10対０で快勝し、今季の「Ｉ－70シリーズ」を３勝１敗の勝ち越しで終えた。好投したウェインライトは今季３勝目（３敗）をマーク。ロイヤルズ先発のクリス・ブービッチは一死しか取れず４失点で早々にノックアウトされ、開幕３連敗となった。
カージナルスは１回表にアレナドの７号３ラン、タイラー・オニールのタイムリー三塁打、ハリソン・ベイダーの犠飛で一挙５点を先制。その後はなかなか追加点を奪えなかったが、７回表にアレナドが２点タイムリーを放ち、８回表にポール・デヨングの犠飛、９回表にオニールの２号２ランでさらにリードを広げ、今季３度目の２ケタ得点となった。アレナドは２安打５打点の活躍。不振で打順が６番に下がったオニールも２安打３打点を記録した。
また、この試合ではウェインライトとヤディアー・モリーナの名バッテリーがメジャータイ記録を樹立。この試合が通算310回目の先発バッテリー（歴代３位）となったが、先発バッテリーを組んだ試合でチームが通算202勝目を記録し、歴代最多タイのウォーレン・スパーンとデル・クランドール（ブレーブス）のバッテリーに並んだ。あと１勝を積み重ねれば、メジャー史上で最もチームの勝利に貢献した先発バッテリーということになる。
