マラドーナ氏の“神の手”&“5人抜き”が約12億円で落札!スポーツ関連の競売品で史上最高額に

 元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナが伝説の試合で着用していたユニフォームが、オークションで714万ポンド(約11億6000万円)で落札された。

マラドーナ氏の“神の手”&“5人抜き”時着用ユニが競売へ…落札額は6億円越えか

 1986年ワールドカップのイングランド戦でマラドーナ氏が着用していたユニフォームが4月20日に行われるオンラインオークションに出品され、締め切り9分前まで400万ポンド(約6億5000万円)の値段が最高額だったが最終的に714万2500ポンドで落札。2019年に560万ドル(約4億4000万円)で落札されたニューヨーク・ヤンキースの伝説的選手ベーブ・ルースを抜き、スポーツの試合で着用されたシャツで史上最高額となった。

 マラドーナ氏はメキシコW杯準々決勝イングランド戦で、センタリングが拳に当たって入ったゴールが認められ、以降「神の手」と呼ばれるように。さらに同試合では相手DFを5人交わしてネットを揺らしており、伝説の試合として高瀬に語り継がれるように。競売会社『サザビーズ』責任者のブラーム・ウェヒター氏は、「このシャツは世界で最も重要なスポーツ記念品リストに載っている。こんなに良いものは二度と扱えないだろう。この瞬間はスポーツの歴史の中でも象徴的なものだ」と伝えている。

マラドーナ氏の「神の手」シャツが12億円で落札 Photo David Cannon

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