宮島水族館 コイに恋する こどもの日

各地でにぎわいが戻ったゴールデンウィーク。続いては中継です。広島を代表する観光地・宮島(廿日市市)からです。

RCC

末川徹記者
「みなさん、このGWをどのように過ごしていますか。宮島水族館の1階フロアからお伝えしています。さまざまな魚が展示されています。まず、こちら。どうしてこの子(マアナゴ)たちは、このせまい空間の中で密になっているのか。なんといってもカメラ目線なのがかわいらしいです。」

RCC

「隣りの水槽には深海にすんでいる赤い魚たちが展示されています。次は少し横長の水槽です。サンゴ礁にすんでいるカラフルな魚たちが展示されています。チョウチョウウオの仲間や、青いナンヨウハギなど、ディズニー映画のキャラクターとして出てきた魚が勢ぞろい。色鮮やかです。本当にずっと見ていられます。」

RCC

「宮島水族館では海の魚をはじめ、さまざまな生き物が展示されています。わたくし、大学時代、海の生物を研究する学校に通っていたので、水族館にくると、ドキドキ・わくわくが止まりません。」

RCC

「宮島水族館の代表的な水槽です。カキの養殖イカダの現場を再現しています。建物の2階部分からロープがたれ下がっています。ロープの真ん中あたりにはカタクチイワシ、広島では小イワシといいます。隊列をつくって優雅に泳いでいます。宮島水族館はきょう午後6時で閉館ですので、このフロアにいるのは、わたくし1人だけなのですが、5日は宮島水族館をはじめ宮島全体は非常ににぎわっていました。」

RCC

「宮島さん橋のフェリー乗り場に来ています。次々と観光客の方たちが訪れています。家族連れやカップル、本当に多いです。3年ぶりの行動制限なしのゴールデンウィーク、にぎわっています。」

RCC

訪れた人たち
「人が多いが、だいぶ活気が戻っていて、東京からあまり気にしないで来られるようになった。」

兵庫から
― 宮島の中で行った場所は?
「ロープウェイに乗って歩いた。」

― 景色はどうですか?
「 すごくきれい。まわりに島がたくさんあった。」
「去年は新型コロナ感染拡大って話が大きかった。外に出ようという気にはならなかった。今は制限がないので、雰囲気的にも外に出やすい。ワクチン接種が進んでいるので、ある程度はだいじょうぶなのかな。」
「子どもにふだんできない体験ができる旅行が再開になったのは、すごくいいこと。」

熊本から
「 原爆ドームに行って、そのまま宮島に来た。」
「コロナ禍の前を思い出すような、久しぶりに観光地に来られたのでいいな。」

RCC

末川徹記者
「午後3時半、宮島水族館ではアシカショーが行われています。ほとんどの席が埋まっています。家族連れが非常に多いです。」

RCC

「場所が変わって大きな水槽の前にやって来ました。横幅は11メートル、縦は6メートルあります。外洋にすんでいる魚たちが展示されています。荒波にもまれてきたんでしょうか、非常に体が大きいです。2メートル以上ありそうな魚もいます。」

RCC

「ゴールデンウィーク中の宮島水族館の入館者数です。新型コロナ感染拡大前は3万8000人余りいたのですが、コロナ禍が始まって2020年は閉館を余儀なくされました。0人です。そして、2022年、ことしは2万5000人余り。徐々には戻ってきているんですが、もう少し人が戻ってくれるとうれしいなという状況です。」

RCC

「きょう5月5日は、『こどもの日」。水族館の中では『こどもの日』にちなんで、こいのぼりが展示されています。子どもたちにコイに親しみをもってもらおうと企画展が開かれています。その名も「はつこいものがたり コイに恋しよ♪」。会場に入ってみると、和の空間。あちこちにニシキゴイを見ることができます。展示されているのは20品種・550匹。」

RCC

「広島とニシキゴイは縁がありまして。広島カープ、カープといえばコイ。海外でもニシキゴイの人気が高まっているそうで、逆に日本では少しずつ人気が低迷しているそうです。そんな中、子どもたちに実際にニシキゴイに触れてもらうイベントが開かれています。」

RCC

「水槽の中にコイの稚魚たちがたくさんいます。実際に指を入れることができるんです。痛いかなと思われるかも知れませんが、コイにはあごに歯がありません。痛くはなく、むしろ、くすぐったいくらいです。この企画展は8日(日)まで開かれています。」

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