Jリーガーも!「10年前の巨大ゲームで超使えた」”アーセナルの天才”11名

世界最大のサッカーシミュレーター「フットボールマネージャー」。各国の様々なリーグの選手がデータとして再現されている。

今回は『Planet Football』から、「フットボールマネージャー2012で期待の若手だったアーセナルの11選手」を特集しよう。なおその発売日は2011年10月である。

エミリアーノ・マルティネス

2010年にインデペンディエンテからアーセナルのユースにやってきたアルゼンチン人GK。その当時はダミアン・マルティネスという名前でフットボールマネージャー2012に登録されていた。

10年間をアーセナルで過ごしたものの、そのうち6回のローン移籍を経験し、2019-20シーズンの終盤にチャンスを獲得。FAカップ優勝に貢献し、評価されてアストン・ヴィラに引き抜かれていった。そしてアルゼンチン代表でもついにレギュラーに。

カイル・バートリー

バートリーはアーセナルで出場することが叶わなかった選手の一人。2011-12シーズンはスコットランドのグラスゴー・レンジャーズに貸し出されており、新世代のセンターバックとして高く評価されていたのだが…。

次の夏に100万ポンドの移籍金でスウォンジー・シティに加わったものの活躍できず。2018年頃になってようやくWBAでトップチームのレギュラーに定着することができた。

フランシス・コクラン

コクランは間違いなくアーセナルでのキャリアを成功させた選手だ。いくつかのローン移籍で修行を行ったあと、2014-15シーズンに献身的な守備的MFとしてレギュラーに定着した。

2017年にはアーセナルと長期契約を結んだものの、その1年後にバレンシアへと移籍。昨季はビジャレアルに加入してヨーロッパリーグ優勝を経験している。

エマニュエル・フリンポング

この年代のアーセナルユースでは最も期待された選手の一人だ。2011-12シーズンに向けて前十字靭帯の怪我から回復した彼は、若くしてトップチームにも出場している。

ただリーグカップでの敗戦後にシティのサミル・ナスリと口論したり、ウォルヴァーハンプトンへのローン中にまた前十字靭帯を切ってしまったりと、様々なものに妨げられてしまった。ロシアやスウェーデン、キプロスなどを渡り歩いたあと、2019年に現役引退している。

チュクス・アネケ

アーセナルのトップチームではそれほどチャンスを与えられなかった選手の一人であるが、下部リーグで堅実にキャリアを進めている。

2012年に貸し出されたクルー・アレサンドラで活躍を見せたあと、ベルギーのズルテ・ワレヘムでプレー。さらにMKドンズ、チャールトン、バーミンガム・シティを渡り歩いてきた。今年1月にチャールトンへ復帰し、9試合4ゴールと爆発中だ。

アーロン・ラムジー

彼について多くを語る必要はないだろう。アーセナルのサポーターによって非常に愛された選手で、長い間中盤の不可欠な選手として活躍を見せた。

ユヴェントスにフリーで移籍したあとはがっかりするような時間が続いているが、今季で契約は最終年度を迎え、レンジャーズに貸し出されている。来季はプレミアリーグに戻ってくるのではないかと言われる。

アレックス・オックスレイド=チェンバレン

彼はサウサンプトンから1200万ポンドで獲得された選手。この時は加入から間もない時で、次年度にアーセナルのトップチームで定位置を掴むことに成功した。ただ、怪我のためになかなか最大限の能力を発揮できなかったという印象も強い。

2017年にはリヴァプールへ移籍してユルゲン・クロップの下でプレー。結局怪我に悩まされているのは変わらないものの、プレミアリーグやチャンピオンズリーグの優勝を経験し、充実したキャリアを歩んでいる。

ジャック・ウィルシャー

「新しいガスコイン」と言われていた若きウィルシャー。アーセナルではすでに2010-11シーズンの段階でレギュラーを確保していたが、2011-12シーズンは怪我のために1年間をまるまる棒に振っている。

2018年に退団したあとはウェストハム・ユナイテッドでプレーしたが、なかなかコンディションが上がらずに苦戦。現在はデンマークのAGFオーフスに所属している。

サムエル・ガリンド

アーセナルでトップチームに出場したことがないため、ファンでもあまり覚えていないかもしれない。2010年にクラブ・レアル・アメリカから50万ポンドで獲得されたボリビア人アタッカーだ。

すぐにスペインのサラマンカに貸し出されたあと、いくつかのローン移籍を経験。2015年に退団したあと、ペトロレロやスポルト・ボーイズなど母国のリーグで活躍し、現在はオールウェイズ・レディでプレーしている。

ジェイ・エマニュエル・トーマス

アーセナルのアカデミーでは高く評価されていた選手だが、トップチームに定着することはできなかった。2009年のアカデミーリーグとユースカップではキャプテンとして活躍し、FAカップなどではチームに入っていたが…。

ヴェンゲルにも「素晴らしい選手」と評価されたが、カーディフなどへのローンを経て退団。その後はイプスウィッチやブリストル・シティなど下部リーグのクラブでプレーし、今季はスコットランドのアバディーンに所属している。

ウェリントン・シウヴァ

労働許可証の問題でアーセナルに登録できなかったことがきっかけとなり、いわゆる「ジャーニーマン(旅人)」になった選手の一人だ。ブラジルからやって来た天才ウインガーは毎年のようにローン移籍することになり、なかなか成長を見せられなかった。

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2016年には古巣のフルミネンセへと復帰し、インテルナシオナウへのローン移籍を経て昨年ガンバ大阪への加入が決定。現在はJリーグでプレーしているが、なかなか結果が出ていない。

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