栃木県内の高速道路は5日、帰省先や観光地で過ごした人たちの車などで混雑した。当初の渋滞予測を下回る区間もあったものの、3年ぶりに移動制限がない大型連休のUターンラッシュとなった。
県内の東北自動車道上りでは、5日午後に上河内サービスエリア(SA)を先頭に最大45キロの渋滞が予測されていたが、実際の渋滞は午後2時35分ごろの最大34キロだった。
事前の渋滞予測などから混雑のピーク時を避け、前後の日時に分散して利用する人が多かったとみられる。
JR東日本によると、東北新幹線の上り自由席乗車率は午後になると家族連れなどの利用で上昇し、100%を超える車両が見られた。宇都宮駅に停車する列車では、盛岡発東京行きのやまびこ368号が仙台駅で150%、やまびこ372号が盛岡駅で105%となった。