横浜市の花の「バラ」が山下公園(同市中区)で見頃を迎えている。「横浜ローズウィーク」が3日から開かれ、山下公園の「未来のバラ園」では約160品種、1900株のバラが一帯を彩り、来園者を楽しませている。
大阪府からカップルで旅行に来たという20代の女性は「バラが見頃だと知ってデート中に見に来た。バラと大きな船を一緒に撮れてうれしい」と話し、「これから中華街でおいしい食べ物を探してきます」と笑った。
同市港北区に住む無職の70代男性はカメラを持参し、「今日は下見。連休が終わり、人が減ったらまたじっくり楽しみたい。今日はすごいにぎわい。みんなコロナ禍でうっぷんがたまっていたんだろう」と苦笑いしファインダーをのぞいていた。
横浜市による「ガーデンネックレス横浜2022」の一環で、山下公園のほか、港の見える丘公園(中区山手町)やアメリカ山公園(同)、野毛山公園(西区老松町)、八景島丘の広場バラ園(金沢区八景島)など市内の計9カ所で同時開催している。6月12日まで。