5月6日は聖徳太子が十七条の憲法を制定した日【奈良県的今日は何の日】

5月6日は聖徳太子が十七条の憲法を制定した日【奈良県的今日は何の日】

604年5月6日(旧暦 推古天皇12年4月3日)、聖徳太子が十七条憲法を制定しました。

皇族として生まれ、飛鳥時代に政治家として数々の偉業を成した聖徳太子。
中でも、十七条憲法の制定は冠位十二階と並んで有名ではないでしょうか。日本で最初の憲法として知られる十七条憲法ですが、現代の憲法とは異なり、役人に対して道徳的な心得が説かれています。

学生時代は、「天皇を中心とした中央集権国家への政策」という覚え方をしていましたが、久しぶりに現代語訳を読んでみると、和を大切にすること、人と考えが違っても怒らないこと、物事を決めるときは十分に議論することなど、現代でも通じる大切なことが書かれていました。

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