日本製鉄 ベルトコンベヤーに挟まれ男性作業員死亡 大分

 けさ、大分市にある日本製鉄の工場で、男性作業員がベルトコンベヤーに挟まれ、死亡しました。

 田中詩乃記者

 「死亡した男性が発見されたのはこちらの製鉄所です。男性はベルトコンベヤーに挟まれた状態で発見されたということです」

 警察によりますとけさ5時20分ごろ、大分市西ノ洲にある日本製鉄九州製鉄所大分地区で、男性作業員がベルトコンベヤーに挟まれているのを同僚が見つけました。挟まれていたのは関連会社の社員、太田和輝さん(33)でその場で死亡が確認されました。首の骨が折れたことが死因になったとみられています。太田さんはベルトコンベヤーで運ばれてきた鉄鉱石から不純物を取り除く業務などを担当し、昨夜11時から夜勤で1人で作業をしていました。発見当時ベルトコンベヤーは止まっていて、太田さんはベルトを動かすローラーの近くで巻き込まれていました。警察は、詳しい原因や、安全管理に問題がなかったかなどを調べています。

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