田村淳、自身もロシア外務省が発表した入国禁止者のリストに入れて欲しい「64人目で」

7日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、自身もロシア外務省が発表したロシアへの入国を無期限で禁止するリストの中に入れて欲しいと語った。

番組では、「今週の気になるニュース」のコーナーで、ライターの速水健朗氏がゲストとして登場し、経済制裁への報復措置としてロシア外務省が4日に発表した、岸田文雄首相ら閣僚7人を含む日本人63人の入国を無期限で禁止するとした件について語った。

ロシアが入国を禁止すると発表した日本人63人の中には、議員や閣僚の他に、学者やメディア関係者も含まれていたが、その中には「なぜこの人が?」という著名人もおり、速水氏は例としてスポーツジャーナリストの二宮清純氏の名前をあげ、入国禁止の理由として柔道家としてのウラジーミル・プーチン大統領を批判したり、ロシアのドーピング問題に関して言及したことに原因があるのではとした。

すると淳は「それでいうと僕は結構ロシア否定的だし、ドーピングのことも結構言ってるんで、入れて欲しいですけどね、64人目で」と、その入国禁止リストに入れて欲しいと話し笑いを誘うと、速水氏も、「これね、選ばれなかった人の気持ちというのがありますよね(笑)」と話し、淳は「『俺あんだけ否定してんのに、なんで選ばれないのか』ってなりますよね」と返す。

さらに速水氏が「なんか、お笑い芸人を軽視してるのかってちょっと思ってしまいますよね」と話すと、淳は「影響力なし(笑)」と苦笑したのだった。

なお、メディア関係者からは週刊文春の加藤晃彦編集長も選ばれているということで、砂山圭大郎アナウンサーが「文春砲」を気にしたのではと予想を立てると、速水氏は「文春砲だけ気にしてて(笑)、他の週刊誌の人たち怒っちゃいますよね」とコメント。速水氏はこうして入国禁止に選ばれた人物を話題にして騒ぐこと自体がロシアの狙いなのではとし「あまり乗っかるのも良くないのかもしれない。はいはいって受け流すぐらいでいいのかな」と話したが、淳は「なんとか名前を連ねたいな~、僕は行く気がないのでロシアに、だから入れて欲しいな~」とアピールしたのだった。

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