9日（月）は、西日本や東日本の太平洋側を中心に曇りや雨のスッキリしない天気となりそうだ。特に、関東では雨の範囲が広がるのとともに空気が冷たくなる見込みで、傘と上着が必要な天気となりそうだ。

九州から関東　雨具の出番あり

　9日は、本州付近には高気圧の縁を周る湿った空気が流れ込みやすく、西日本や東日本では雲が広がりやすくなりそうだ。太平洋側を中心に雨雲もかかる予想で、九州や四国では午前中、近畿から関東では午後を中心に雨の降る所がありそうだ。特に関東では午後にかけて雨の範囲が広がり、雨脚の強まる所もある見込み。出かける際に雨が降っていなくても、雨具の準備が必要だ。

　北日本では晴れる所が多いものの、北海道を中心に西寄りの風がやや強く吹く見込み。空気の乾燥した状態が続く所もあり、火の取り扱いなどには注意が必要となる。

関東は雨でヒンヤリ

　9日の日中の気温は、日曜日より低くなる所が多く、また、この時季としても低めとなる見込み。特に、関東では3月から4月上旬並みの所が多く、さらに冷たい風も吹いて、実際の気温以上に空気はヒンヤリと感じられそうだ。雨具とともに上着が必要となるため、風邪などひかないよう、服装選びには注意したい。

（気象予報士・佐々木聡美）