脇本雄太が競輪日本選手権優勝、6度目のGⅠ制覇 賞金7837万円を獲得、グランプリ出場権も

脇本雄太

 競輪の第76回日本選手権(GⅠ)最終日は5月8日、福島県のいわき平競輪場で決勝(2425メートル、6周)が行われ、昨年の東京五輪代表の脇本雄太(科学技術高校出身、福井)が3分29秒7(上がり11秒1)で大会2度目の優勝を遂げ、賞金7837万円を獲得した。GⅠは2020年の寛仁親王牌以来となる6度目の制覇で、年末のグランプリ出場権も得た。

 脇本は残り1周を過ぎたあたりで7番手から一気にまくって出ると4コーナー付近で先頭に立ちそのまま押し切った。2着は佐藤慎太郎(福島)、3着は守沢太志(秋田)だった。

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