ユニフレームの焚き火台『ファイアグリル』はマストバイアイテム! 初心者から玄人までおすすめのテッパン商品をレビュー

キャンプを計画するとき、焚き火をしている自分の姿を想像してしまう方は多いはず。そのくらい、焚き火はキャンプをする上で大きな目的のひとつになりつつありますよね。今回ご紹介するユニフレームの『ファイアグリル』は、初心者キャンパーから玄人キャンパーまでおすすめできる一品。焚き火台としてはテッパンのアイテムで知らない方は少ないかもしれませんが、今回改めてじっくりとレビューしていこうと思います♪

ユニフレーム(UNIFLAME)の『ファイアグリル』は国産で高品質な焚き火台

筆者撮影

ユニフレーム(UNIFLAME)は、「ユニークな炎(フレーム)を創造する」という理念のもと、1985年に、新潟県燕市で生まれました。

燕市と言えば、金属加工の高い技術を持つ、世界にも通用する一大金物産地で、さまざまなアウトドアメーカーが軒を連ねています。

その中でもユニフレームは、日本のキャンパーから絶対的な信頼を勝ち得ているブランドのひとつ。特に今回ご紹介する『ファイアグリル』は、数ある焚き火台の中でもかなり人気の高いアイテムなんです。

まずはファイアグリルの持つ魅力から徹底解剖していきます!

【ユニフレーム ファイアグリルのスペック】

  • 本体材質:18ステンレス
  • 焼き網材質:鉄・クロムメッキ
  • 重量:(約)2.7kg
  • 分散耐荷重:(約)20kg
  • サイズ:430×430×330mm
  • 収納サイズ:380×380×70mm

魅力① ファミリーキャンプにちょうどいいサイズ感と軽さ

筆者撮影

ユニフレームの『ファイアグリル』は、約43cm×43cmという絶妙なサイズ感。ソロキャンプとして贅沢に使うのもおすすめですし、ファミリーキャンプにもちょうどいいサイズ感です。

金属製なので重量が気になる方もいるかと思いますが、重量は2.7kgとその見た目の重厚感に反して軽量です。持ち運びが楽なことはキャンプギアとして重要なポイントですよね。

さらに、軽量なのに耐荷重はまさかの20kg!安心してダッチオーブンなどを乗せて使用することができるんです。

魅力② リーズナブルで耐久性もよくコスパ抜群

ユニフレームの『ファイアグリル』のお値段は、定価7,500円(税込み)。※2022年5月現在

ファミリーキャンプでも使用できるしっかりとした大きめの焚き火台だと、高いものでは1万円〜2万円してもおかしくないもの。国産で信頼性の高いメーカーから販売されているファイアグリルがこのお値段で購入できるのは魅力的ですよね。

筆者がファイアグリルを購入し使い始めてからまだ4年ほどですが、SNSなどでは10年以上愛用している、という人をたくさんお見かけします。

もちろん、焚き火台を使用した後にメンテナンスをきちんとするということが大前提ではありますが、とは言え10年以上使える耐久性があって1万円以内で購入できるなんて、コスパの良さが半端ないです!

魅力③ 本体の熱変形が極端に少ない

筆者撮影

ユニフレームの『ファイアグリル』を初めて手にした時、「すぐにダメになってしまうのでは?」という不安がありました。それは、本体が薄いために熱変形してしまう懸念があったからです。

ところが何度使用してみても、ファイアグリルの炉が熱変形することはなく、最初の不安は杞憂に終わりました。炉の中に敷くロストルはどうしても熱変形してしまいますが、その変形がさらに空気の通り道を確保し、焚き火が美しく燃え上がってくれるのです

ファイアグリルの炉が熱変形をしない理由は、炉の四隅にある隙間が空気を通し、熱膨張を逃す仕組みになっているからなんです。歪む心配がないと、安心してガシガシ使うことができます。

魅力④ 隙間がほぼないため灰が地面に落ちにくい

『ファイアグリル』のもうひとつの魅力は、灰が地面に落ちにくいこと。炭を地面に落とさずに済むということは、キャンプ場を汚さないということです

直火禁止のキャンプ場で使えるのはもちろん、焚き火シートの上で炭が落ちにくいファイアグリルを使用すれば、環境に優しいハッピーキャンパー認定ですよ(笑)

魅力⑤ オプション品の併せ使いで拡張性を上げられる

筆者撮影 | 焚き火台にFGハンガーを取り付けた様子

ユニフレームの『ファイアグリル』は焚き火台単品としても優秀なのに、オプション品をあわせて使うことで、機能を拡張できるんです

例えば筆者は『FGハンガー』というオプション品を買い足して、火ばさみを引っ掛けられるようにしています。

他にも、ダッチオーブンなどを吊り下げて安定した焚き火調理を可能にする**『FGポットハンガー』も販売されています。

こちらの耐荷重量は10kgまでなので、10インチのダッチオーブンもぶら下げられます。

12インチのダッチオーブンの場合、中身が空でも8.8kgほどあるため中身が入ると耐荷重オーバーになる可能性があります。お使いのダッチオーブンの重さに料理の重さを換算した上で、使用可能かどうか確認してください。

焚き火台本体に拡張性があるため、別でトライポッドなどを買い足す必要がなくなるのは嬉しいポイントのひとつです。

囲炉裏テーブルにもジャストフィット

筆者撮影

人気の囲炉裏タイプのテーブルにもちょうどいいサイズ感とフォルムなのも嬉しいポイントです。

グループキャンプやファミリーキャンプを楽しむ方は、焚き火を囲んでゆっくりとお話したいですよね。

筆者の持っている『テントファクトリー』の囲炉裏テーブルの場合、FGハンガーをつけてもぴったりと収まるサイズ感。焚き火を眺めながらコーヒーやお酒を楽しみつつ、薪や炭をいじれますし、薪をくべるのにもちょうど良いサイズ感なんです。

使っていてストレスを一切感じません。

▼こちらの記事で『囲炉裏テーブル』もレビューしています!▼

魅力⑥ 焚き火調理がしやすい

筆者撮影

通常、焚き火台で調理する際によくある問題は炉と網のスペースなのですが、炉を固定するツメ金具の上に網を設置すれば、食材を焼くのにちょうど良い高さになります。

網と炉の間に適度なスペースができることで、火バサミで炭を足したり火力調整をするのにも便利です。

筆者撮影

焦げやすい五平餅も、きれいにおいしく焼くことができました。

ちなみにこの五平餅をやくために、ダイソーのバーベキュー便利シートを網の上に乗せて使っています。とても便利なのでキャンプの際はぜひ持っていくことをおすすめします♪

▼こちらの記事を参考に▼

『ファイアグリル』にデメリットってあるの!? 気になるポイントを解説

ここまでユニフレームの『ファイアグリル』の魅力について解説してきましたが、逆にこの『ファイアグリル』、デメリットはあるのでしょうか?

4年間使用してきた筆者が思う「気になるポイント」をいくつか挙げてみました!

気になるポイント① 人と被りがち

最初にご説明した通り、ユニフレームの『ファイアグリル』はその使いやすさや品質の高さ、機能性の高さ、コスパの高さから、初心者〜玄人キャンパーまで幅広いユーザーがいます。

そのため、キャンプ場に行くと使っている人をたくさん見かけることがあるんです。

たくさんの人に選ばれる焚き火台ということは、選ばれるだけの理由があるということ。とは言え、「人とは絶対に被りたくない!」と思っている方にはおすすめしにくい商品でもあります

気になるポイント② 過保護にしてしまいがち

筆者撮影 | ロストルにBBQ用アルミホイルを巻いて大切に使用。過保護です。

「過保護にしがちってどういうこと?」とお思いかと思います。

こちらは筆者独自の観点なのかもしれませんが、『ファイアグリル』の色味がとても綺麗なので、ロストルが熱変形してしまったり焼き色が付いてしまうことに抵抗を感じてしまうんです……

焚き火台の炉の焼き色やロストルの熱変形は「味」「無骨」と考えれば良いのですが、どうしても過保護にしてしまう筆者。。。ピカピカの焚き火台はやはり美しいので、もしも筆者同様「使用感が気になる」という方がいましたら、ロストルにBBQ用アルミホイルを巻いて使ってみることをおすすめします。

「ロストルにアルミホイルを巻いてしまうと燃焼効率が悪くなるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、問題なく焚き火を満喫することができますよ。

ユニフレームの『ファイアグリル』はキャンプサイトの華となる優秀アイテム!

焚き火台がサイトで占める面積はごくわずか。それでも、火が入ると一気にサイトの雰囲気を作ってくれる、そんな華のある存在です。

だからこそ、焚き火台選びは失敗したくないもの。

ユニフレームの『ファイアグリル』は、素人キャンパーから玄人キャンパーまでを満足させてくれる優秀なアイテム。焚き火台選びに迷っている方はぜひ手にしてみてくださいね♪

▼こちらの記事もチェック▼

© ハピキャン