ウクライナへの侵攻が続くロシアで「戦勝記念日」を迎えました。
プーチン大統領の発言に注目が集まった9日、人道支援などを行う団体が現地の状況について報告しました。
ピースウィンズ・ジャパン 大西健丞代表理事「これほど市街地に対して攻撃や爆撃を繰り返す必要があるのか。そこはロシアの人権意識の低さが影響しているのかなと思いますけど」
ピースウィンズ・ジャパンは、紛争などで被害を受けた人々の支援に取り組んでいます。
ウクライナへ不足する医薬品の資金を提供しているほか、隣国のモルドバへ医師を派遣するなどしています。
この団体は支援を本格化するため、先月26日からウクライナの首都キーウなど5つの都市を回ったということです。
ピースウィンズ・ジャパン 大西健丞代表理事「ある一定の段階でロシアが通常兵力以外の大量破壊兵器を使う決断をする可能性があるので特別な支援が必要になる」