キンタナ快投でパイレーツがドジャース撃破 筒香は2安打1打点

【ドジャース1-5パイレーツ】@PNCパーク

パイレーツは先発のホセ・キンタナが強豪ドジャースを相手に6回102球を投げて被安打2、奪三振5、与四球4、失点0の快投を披露。四死球が多く、三者凡退のイニングは2度だけだったが、要所を締めてドジャース打線に得点を許さなかった。キンタナの好投もあり、パイレーツは5対1でドジャースを撃破。キンタナはカブス時代の2019年以来となる白星(今季1勝1敗)を手にし、ドジャース先発のフリオ・ウリアスに今季2敗目(2勝)が記録された。

過去2シーズン白星なしのキンタナがドジャース打線を相手に好投するなか、パイレーツ打線は毎回のようにヒットを打ちながらも拙攻が続いたが、4回裏無死3塁から筒香嘉智の犠飛で先制。7回裏にマイケル・ペレスの2号ソロとマイケル・チェイビスの犠飛で2点、8回裏にもジャック・スウィンスキーの1号2ランで2点を追加し、リードを5点に広げた。9回表にエドウィン・リオスの2号ソロで1点を返されたものの、5対1で勝利。安打数はパイレーツ15本、ドジャース4本と大差がついた。

昨季所属した古巣ドジャースとの対戦となった筒香は「4番・一塁」でスタメン出場。センターフライ、ライトへの犠飛、レフトへヒット、レフトへのエンタイトル二塁打で3打数2安打1打点の活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。5月に入ってから出場した全6試合で出塁しており、ようやくエンジンがかかってきた様子。今季の成績は打率.203、OPS.585となっている。

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